『JICA協力隊とその後』
協力団体/ 青年海外協力隊神奈川県OB会(KOCV)
時間:CITY秋チャンネル ① 14:00~17:00
概要:
「協力隊」ってどんな人?
どんな活動をしていたの?帰ってきてからどうしているの?
協力隊って実はよく知らない、ということ、ありませんか。
任地での活動は2年間だけれども、「協力隊」って、それだけじゃない。
2年間の経験をどう生かすか。
日本で、海外で、企業で、NPOで、地域で、活躍の場は様々です。
活動を通じて得たことや、そこから今につながるものは何なのか。
協力隊経験者4人が、「協力隊での経験」と、「その後の思い」をお話しします。
これから協力隊に行こうと思っている人や、元協力隊の人、
協力隊にならなかった人、国際協力・国際貢献に興味がある人、
SDGsに興味がある人、こちらに目を止めてくださった皆様
それぞれに、新たな視点が加わるはずです。
今回の講座は双方向でのやりとりが可能です。
また、それぞれの講師の話は独立・完結していますので、興味のあるところのみ
ご視聴いただくことが可能です。ぜひお気軽にご参加ください。
◇ 14:00~14:45
「栄養不良の二重負荷についてーパナマでの活動を通してー」
任国・職種(隊次):パナマ共和国 栄養士
(2017年度2次隊)
講師:庄野 怜美
概要:任国において「がんと白血病の子ども達の医療、教育、生活支援」のNGOで栄養士としてメニュー作成、栄養教育などの活動を実施。
傍らで地域の住民への栄養教育活動も行い、パナマでは栄養不良の二重負荷の問題が生じている現実を知った。
帰国後は、クリニックで管理栄養士として勤務しつつ、途上国の健康課題についてよりいっそう知識を深めるため、大学院で公衆衛生学を専攻している。
関連するSDGs:②飢餓をゼロに、③すべての人に健康と福祉を
◇14:45~15:30
「起業の理由と目指すところ」
任国・職種(隊次):タンザニア コミュニティ開発 (2016年度4次隊)
講師:三戸 勇輝
概要:JICA海外協力隊では、タンザニアの農村にて地域住民の裁縫教室をサポートし、雑貨制作と販路開拓などを行った。帰国後は、タンザニアの貧困問題解決のためWATATU株式会社を設立、経営している。今回は、ビジネスで国際協力に関わることを選んだ理由と、これから目指す姿について語る。
関連するSDGs:①貧困をなくそう、②飢餓をゼロに、⑧働きがいも経済成長も
◇15:30~16:15
「健康で繋がる任地の活動と帰国後の進路〜全ての人に健康と福祉を」
任国・職種(隊次):セネガル 村落開発普及員 (2005年度1次隊)
講師:飯山 亮平
概要:任国でPRODEFIというJICAの植林技術協力プロジェクトに携わる中で、日々の糧となる収入を得るために健康が不可欠であることに気づく。帰国後、横浜市泉区役所健康づくり係に勤務。再度海外を目指し、海外・健康を軸にヤクルト本社に転職。「生命科学の追究を基盤として、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献する」という企業理念の下、日本とブラジルで11年間勤務。現在は神奈川県庁にてライフサイエンス産業の国際戦略の推進等に取り組んでいる。
関連するSDGs:③すべての人に健康と福祉を
◇16:15~17:00
「コミュニケーションを作るメディア」
任国・職種(隊次):カメルーン 番組制作
(2013年度1次隊)
講師:小野 洋文
概要: 日本の放送局で番組制作職のキャリアを経て、青年海外協力隊としてカメルーン国の地域放送で活動。帰国後、ミャンマー国での放送局づくりにも 携わる。マス・メディアが早期に発達した先進国と違い、世界のさまざまな国では、メディア=コミュニケーションとして、その国特有のメディア利用がなされており、持続可能な社会を築く重要な視点として私たちの学ぶところも多い。講義では、協力隊カメルーンの事例、その後のミャンマー放送局の話から、コミュニケーションを作る私たちのメディア利用を考える。
関連するSDGs:⑩人や国の不平等をなくそう、⑪住み続けられるまちづくりを
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