海(UMI) プロジェクト~学生が創る新たな潮流~

海プロジェクト(略称:海プロ)は、学生が主体となってSDGs・国際協力・多文化共生を継続的に促進していける、新たな潮流を創るためのプロジェクトです。

大学、ゼミ、サークル、学生団体、学生NGOなどで「SDGs」、「国際協力」、「多文化共生」に取り組む学生たちが『SDGsよこはまCITY』を素材に、相互交流や情報の発信・共有、活動報告、研究成果発表、市民を巻き込んだ活動を行います。    ⇒ 海(UMI) プロジェクトについて詳しく

★news ★

  • SDGs勉強会 第6弾『SDGsと教育 ~世界の教室の窓から見えるもの~』
    【日時】2022年10月19日(水) 19:00~20:30【場所】Zoom(URLを参加者あてに個別通知)【参加費】無料  「日本には義務教育があり、ほとんどの人が基礎的な教育を受け、文字の読み書きができます。しかし、世界には十分な教育が受けられていない子供たちもいます。SDGs目標の観点などから世界の教育の現状と課題を考え、自分たちの見ている世界を広げるきっかけになればよいと考えています。」
  • 多文化共生社会の実現~暮らしを豊かにする居場所とは~
    『SDGsよこはまCITY』インターン企画SDGs勉強会 参加費無料! 多文化共生社会の実現 ~暮らしを豊かにする居場所とは~ 日時:2022年10月5日 19:00~20:30 開催場所:Zoom 人々は言葉や文化・習慣が違う中で、 社会での居場所が必要です。 そこで、多文化共生社会について知りその社会づくりをすすめると、 居場所がどれだけ大切なのかが見えてきます。一緒に考えてみませんか?
  • 今こそ知りたいフェアトレードの世界 ~「衣」の観点からSDGsを~
    ◆日時:2022年9月21日(水)19:00~20:30  ◆場所:オンライン(ZOOM) ◆参加費:無料 ◆講師:鈴木啓美さま(ピープルツリー) 生活の三大要素の1つ「衣」、衣服は環境や経済と密接に関係しています。 フェアトレードは、最近関心が集まるSDGs目標に繋がる身近な課題です。 衣服を通してフェアトレードについて考えてみませんか?

★動画series★

「SDGs×コスメ」

多くの人がコスメを使用していますが、実はSDGsと深い関わりがあります。私たちは「SDGs×コスメ」をテーマに、環境とジェンダーにフォーカスを当てて調査しました。

SDGs×コスメ〜ジェンダー編〜
SDGs×コスメ〜環境編〜


「女子大生2人がSDGsの目標14について話してみた」

今回は、海が好きという2人の思いからSDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」についてお話ししました!動画の構成を考えるところから、撮影や編集まで、アドバイスをいただきながら自分たちで行いました!動画をつくるということは2人とも初挑戦なのでわかりにくいところもあると思いますが、改善点なども含めて感想いただけたら嬉しいです!

女子大生2人がSDGsの目標14について話してみた 

「SDGsについて学ぼう ~私たちにできること~」 

SDGsについて学ぼう ~私たちにできること~

今回私たちは、「SDGs(持続可能な開発目標)について子どもたちにも知ってほしい!学んでほしい!」という思いから小学3・4生を対象にしたSDGsについての動画を作りました!初めての動画制作だったので試行錯誤しながらの作業でしたが、みんなで協力して取り組むことができました!

子どもたちにわかりやすく説明するためにストーリー仕立ての動画にしてみたので、楽しみながらSDGsについて学んでもらえたら嬉しいです!


「アフリカのこころがあなたを包む」~みんなの居場所 子ども食堂~

NPO法人アフリカヘリテイジコミティーの代表である、ガーナ出身のトニー・ジャスティスが講演します!
なぜ日本で子ども食堂を?アフリカ人と日本人の違いは??
アフリカの文化と愛を交えながら、改めて多文化共生について考えてみませんか??

「アフリカのこころがあなたを包む~みんなの居場所 子ども食堂~」

「なぜ21歳でヴィーガンに?!?若者が考える食の多様性」

「なぜ21歳でヴィーガンに⁈ 若者が考える食の多様性」

講師として、21歳からヴィーガンを続けている大森真有さんをお招きして、お話をしていただきます

ヴィーガンって何?体に良いの?SDGsとの関わりは?
講演後の座談会では、普段は聞けない話も聞けるかも!

これを機に、毎日の食事に新しい視点を持ってみませんか?


「私たちが参加することで世界を変えよう 〜大学生が取材を通して考えるジェンダー課題とは〜」

私達 横浜 NGO ネットワーク(YNN) インターンシップ生* は SDGs ゴール 5 に定められている「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマに日本のジェンダー平等に向けての課題を今まで取材をしてきた動画を交え、大学生の立場から話し合いをしていきたいと思います。
大学生達が考える未来のジェンダー平等について興味のある方はもちろん YNN のインターン生の活動について興味のある方は必見です☆

第0回 大学生が考える女性の立場 〜SDGsよこはまCITY〜

【独占取材!!】第1回「現代のジェンダー問題について社会を経験した女性たちと考える」
【独占取材❢】第2回「働く女性たちと考えるジェンダー問題」
第3回 「男性の視点から考える現代のジェンダー論」
https://www.youtube.com/watch?v=dNQ53Rx10kk
【最終回】「私たちが参加することで世界を変えよう~インターンが感じたこと、思ったこと~」

★コラムseries★

「若者が綴るSDGs への想い」


「食の多様性」:ヴィーガン~実際に作ってみた~

       横浜NGOネットワークインターン  ゆき

「NGOネットワークインターン生企画、第2弾」の記事作成ということで、何を題材にしようかと考えた時に「食」に関するもの、特にヴィーガンに関する記事を作成したいと思いました。「食」はSDGsの17の目標の内、「1貧困をなくそう」「2飢餓をゼロに」「14海の豊かさを守ろう」「15陸の豊かさを守ろう」など、多くの問題に関わっており、大切なものです。そして「食」と通して、「3すべての人に健康と福祉を」にも繋がると思います。また、第一弾のヴィーガンイベント[1]で初めてヴィーガンについて触れ、食の多様性にとても興味を持ったからです。

ヴィーガンやヴィーガン料理と聞いて何を思い浮かべますか。肉、魚、加工品、乳製品を食べない、野菜しか食べない、制限が多そう、などを思い浮かべるでしょうか。私はこの2つの言葉からこれらを思い浮かべていました。そして漠然と美味しくなさそう..というマイナスなイメージを持っていました。しかしヴィーガンイベントで講師の方のお話から、ヴィーガンになることには沢山のメリットがあることを知りました。その中でも私が特に良いなと思うものをあげます。

・SDGsの17の目標の内の14、15(海の豊かさ・陸の豊かさを守ろう)に繋がる。

・肉や魚、乳製品を食べないことで摂取カロリーが減り、継続的なダイエットが出来る。

・腸内環境が良くなり、肌トラブルが改善される。

肉や魚、卵、乳製品などを食べないことは、もちろん、SDGsの17の目標に直接的に関係します。また、2、3個目のメリットは、外見や美容を気にしている私にとって魅力的なものです。

 そして、最近ではヴィーガン対応のレストラン(カレーハウスCoco壱番屋やドドール、モスバーガーなど)やメニューも増えつつあります。また、ヴィーガン料理とクックパッドやインスタグラムで検索すると、主菜からスイーツまで幅広くヴィーガン料理が投稿してあり、食の多様性を身近に感じることが出来ます。 

そこで!料理をすることはあまり得意ではありませんが、クックパッドを基に実際にヴィーガン料理、私の好きなスイーツを作ってみました!
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[1] 2021年10月29日 SDGsよこはまCITY事務局横浜NGOネットワーク主催「なぜ21歳でヴィーガンに?!若者が考える食の多様性」詳細は「SDGsよこはまCITY」のWebをご覧ください。SDGsよこはまCITY HP SDGsよこはまCITY (sdgs-yokohama-city.org)

①ナッツ蒸しパン

~材料~
★米粉
★ベーキングパウダー
★黒糖
★豆乳
★ナッツ
★オリーブオイル

②バナナマフィン

~材料~
★米粉
★きび砂糖
★バナナ
★豆乳ヨーグルト
★オリーブオイル

小麦粉の代わりに米粉を使用したのは、小麦粉はヴィーガンと関係はないもののグルテンフリーで体に良いから。白砂糖の代わりに黒糖やきび砂糖を使用したのは、白砂糖が製造過程で動物の骨炭が使われているから。  

 実際に作ってみて、卵や乳製品を使った一般的なものと同じように美味しく、そして簡単に作ることが出来ました。手軽で美味しく、地球のためにも私たちのためにもなる、ヴィーガンという「食」との向き合い方も一つの選択肢だと思います。そして週に1日、1回だけ、肉や乳製品を食べない日を作るだけでも素晴らしいことだと思います。私の記事を見て、少しでも「食」に対する考え方や、SDGsの17の目標に興味をもってもらえたら嬉しいです。


もう一度見直してみよう!家庭内での食品ロス

  横浜NGOネットワークインターン かえで

はじめに

 皆さんは、食べることが好きですか?食事は、生命維持に欠かせない栄養素を摂取する事が出来るだけでなく、友人や家族とのコミュニケーションの場となったり、味や香りを楽しむことが出来たり、私たちの生活をより豊かにしてくれるものです。しかし私たちはここ数年の間に、多くの食品を廃棄し無駄にしてしまっている現状があります。   
 農林水産省によると、世界では生産量の3分の1にも当たる、約13億トンの食料が1年に廃棄されている事がFAOの報告書により分かっており、その内日本国内の廃棄量は約612万トン。なんと東京ドーム5杯分とほぼ同じ量だと考えられるそうです(※1)。飢餓の問題が叫ばれている一方で、私たちはまだ食べられる食品をこんなにもごみ箱に捨てています。

SDGsとの関係性

 食品ロスが問題となっていることは分かっても、「SDGsとの関係性」と言われると、その内容がすぐには思いつかない方も居るのではないでしょうか。私が初めてその関係性について理解したのは、シュテファン・クロイツベルガー/長谷川圭(訳)(2013)「さらば食料廃棄―捨てない挑戦―」という本を読んだ時でした。この本の中では、SDGs開発目標のうちの4つの観点から、食品ロスとSDGsの関係性が説明されています。以下に、自身の言葉でまとめたものを記載します。

  • 一つ目は、開発目標2「飢餓をゼロに」。私たちが食材を大量に購入し、大量に廃棄するという消費者行動を行う事で、世界の生産地域における食糧価格が上昇し、間接的に飢餓を促進させてしまっています。

  • 二つ目は、開発目標12「つくる責任つかう責任」。食べきれる量の生産、購入、消費を行う事が、消費者と企業の責任だと言えます。

  • 三つ目は、開発目標13「気候変動に具体的な対策を」。私達の食生活は気候変動に大きく関係していて、意識的な食生活を心掛ければ、個人的CO₂排出量は抑えられます。

  • 四つ目は、開発目標14「海の豊かさを守ろう」。正確な数値が存在しない事であまり知られていない混獲問題。生存能力を失われた魚介類が海に「投棄」されている現状があり、生産面における食品ロス問題と言えます。この状況を変える事で、少しでも多くの魚介類を守る事が出来ます。
  • 家庭内食品ロスの現状

     世界や日本国内における食品廃棄量の現状、SDGsとの関係性をお伝えした上で、皆さんにもう一つ知っていただきたいことがあります。それは「家庭内食品ロス」の現状です。なぜなら先程お伝えした、日本国内の廃棄量約600万トンのうち、約276万トンもが家庭内で廃棄されている量であるからです。(以下図参照)

    図:環境省 食品ロスポータルサイト 食べ物を捨てない社会へ(※2) 

    私達には、スーパーで食材を選び購入し、調理するというすべての工程において選択できる権利があります。使いきれない量の食材を買わない、食べきれない量の料理を作らない。その簡単な選択一つで、600万トン中の約半分ほどの食品ロスを減らすことの出来る可能性があります。事業者による廃棄量を減らすための活動ももちろん大切ですが、まずはご自身の家庭内における食品廃棄量を見直してみませんか。

    私達に出来る事

     最後に、私達が直ぐに取り組むことの出来る、家庭内食品ロス削減にむけた取り組みを二つご紹介します。

    1. 食品を種類分けする
    2. それぞれの置く場所を決める
    3. フリースペースを作る(冷蔵庫に保存する食材は7割以下にしましょう)
    4. ストックのルールを決める (※3)

     冷蔵庫内整理は、一度だけ行うのではなく定期的に行うことが効果的です。習慣付ける事で、常に必要な食材だけを購入する事が出来ます。
     二つ目は、使い切りレシピを参考にした献立決めです。使い切りレシピとは、賞味期限切れが近い食材を使用、または捨てられてしまいがちな野菜の食べられる部分(可食部)を使用して料理を行う事です。レシピ掲載サイトで有名なクックパットには、消費者庁の公式キッチンページがある事をご存じですか?

    (※4)

    冷蔵庫整理を行った後に、使い切りたい食材をリストアップして消費者庁のキッチンページでレシピを検索してみる。このような選択をすれば、いつの間にか冷蔵庫の中で期限切れになってしまう、または食べきれずに廃棄されてしまう食材が一つでも減るのではないでしょうか。

    最後に

    今回は、日本における食品廃棄量のうち家庭内での食品ロスに焦点を当てましたが、より多くの食品ロスを減らすためには事業者における廃棄量削減も必要であると考えます。私自身、まだ現状を知らない部分も多くあります。若者である自分に何が出来るのか、家庭内だけでなく、社会全体に向けた取り組みはどんなものであるのか。それを考え、見つける事が今後の課題です。最後までお読みいただきありがとうございました。

    参考文献・サイト

    (1)農林水産省 aff(あふ) バックナンバー 2020年10月「食品ロスの現状を知る」https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_01.html (2021年12月1日取得)

    (2)環境省 食品ロスポータルサイト食べ物を捨てない社会へ「食品ロスは、どれくらい発生しているの?」https://www.env.go.jp/recycle/foodloss/general.html#EN1 (2021年12月1日取得)

    (3)消費者庁ホームページ「家族みんなで、冷蔵庫のお片付けをしよう」
    https://www.no-foodloss.caa.go.jp/topic_apr.html (2021年12月1日取得

    (4)クックパッド 消費者庁のキッチン
    https://cookpad.com/kitchen/10421939 (2021年12月1日取得)


    日本の海洋プラスチックゴミ=東京スカイツリー!?

    ~世界と日本のスーパーマーケットからSDGsを考えよう~

    横浜NGOネットワークインターン  りのん

    「日本のスーパーマーケットは過剰包装だよ。」
    当たり前の光景に疑問を持つきっかけをくれた留学生の言葉です。
     こんにちは!横浜NGOネットワークインターンのりのんです。今回はSDGsの目標の14番『海の豊かさを守ろう』からプラスチック問題の中でもスーパーマーケットの削減することが可能なプラスチックについて取り上げてみることにしました。
     なぜ私がこの記事を書こうと思ったのかというと、ドイツ人の留学生が「どうせ洗って皮をむいて食べるのに、なぜ日本で売っている野菜は全部ビニールで包装されているの?」と言っていったことがきっかけで、日本のスーパーマーケットにはレジ袋の有料化以外にもSDGsに取り組める部分があるのではないかと考えたからです。
     みなさんはプラスチックごみが毎年どのくらい海に排出されているのか知っていますか。環境省の調べによると「毎年約800万トンのプラスチックごみが海洋に流出しているという試算」や「海洋プラスチックごみの重量が魚の重量を超えるという試算」があり1)、さらに環境省の別の調べでは「毎年海に流出するプラスチックごみのうち2~6万トンが日本から発生したもの」だと推測されるそうです2)。近くにあるプラスチックの袋を手に取ってみてください。東京スカイツリーの重さが約3万6千トン3)。特別力を入れなくても軽く持ち上げられる袋が東京スカイツリーと変わらないくらい、もしくはそれ以上海に毎年捨てられていると思うと恐ろしいです。では、これ以上海洋プラスチックを増やさないために何かいい案はないのでしょうか。
     フィリピンからの留学生が教えてくれたのはプラスチック削減の一環として、タイ、ベトナム、フィリピンのスーパーマーケットではバナナの葉で野菜を包む取り組みを行なっていることです4)。バナナの葉は日本ではあまり馴染みがありませんが、竹やその葉など参考にすることは可能であると思いました。他にもメカニカル・リサイクルの比率の高いドイツ5)では、日本のコンビニやスーパーマーケットで無料もらえるようなプラスチックのスプーンやフォークはなく、必要な場合は自分で持参するか、管理されている森林からつくられている証であるFSC認証の木でできたカトラリーを買います6)。卵のパックもプラスチックではなく再生紙で作られたものを使っており、生ごみ用に売られているゴミ袋はなんと100%堆肥化可能です6)。そして「そこに集められた生ゴミたちは、堆肥化され地元の農家さんたちに送られたり、バイオガス化してゴミ収集車の燃料として使用されたりと、まさにサステナブルな大活躍をしているのです。」6)
     地球にやさしい生活を心掛けることは地球で自然や動物たちと暮らす一人としての義務だと私は思います。急に生活を変えることは難しいですが、他の国のアイデアを参考にして、小さなことからより環境に寄り添った生活を心掛けたいですね。

    「再生紙で作られた卵パック」

    https://young-germany.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3081-707×530.jpg


    出典

    1)環境省_令和元年版 環境・循環型社会・生物多様性白書 状況第1部第3章第1節 プラスチックを取り巻く国内外の状況と国際動向 (env.go.jp)
    『第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて』(2018,環境省)

    2)今さら聞けない海洋ごみ問題 | 増え続ける海洋ごみ (nippon-foundation.or.jp)
    『日本財団―【増え続ける海洋ごみ】今さら聞けない海洋ごみ問題。私たちに何ができる?』(2020.04.27)

    3)アウトライン | 東京スカイツリーを知る | 東京スカイツリー TOKYO SKYTREE (tokyo-skytree.jp)
    アウトライン | 東京スカイツリーを知る | 東京スカイツリーTOKYO SKYTREE …

    4)ビニールの代わりにバナナ?タイのスーパーが打ち出した、地域特有のプラスチック削減方法 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD
    『IDEAS FOR GOOD―ビニールの代わりにバナナ?タイのスーパーが打ち出した、地域特有のプラスチック削減方法』(閲覧日:2021/12/03)

    5)untitled (jcpra.or.jp)
    『欧州(EU,ドイツ,ベルギー,フランス)における プラスチック製容器包装リサイクル状況調査 報告書 概要版』(閲覧日:2021/12/03)

    6)Vol.3 プラスチックから、持続可能な製品へ | ドイツ大使館 − Young Germany Japan (young-germany.jp)
    『ドイツ大使館―Vol.3 プラスチックから、持続可能な製品へ』(閲覧日:2021/12/03)


    SDGsへの取り組みは国際協力に繋がります

    横浜NGOネットワークインターン るきや

    はじめに
     「SDGs」。日本語で言うと「持続可能な開発目標」。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
     SDGsという言葉自体は、メディア等で見聞きすることが増えたのでほとんどの方がご存じかと思います。地球環境に配慮した取り組み、温室効果ガス削減に向けた取り組み、そういったイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。
     そこで今回私が皆さんにお伝えしたいことは、「SDGsに取り組むことで、国際協力の一端を担うことができる」ということです。

    SDGsと国際協力
     17あるSDGsの目標を一つ一つ見ていくと、多くの目標が国際協力に繋がることが分かります。目標1「貧困をなくそう」や、目標2「飢餓をゼロに」などは、国際協力に繋がることがイメージしやすいかと思います。また、一見直接的な関連性が低いようにも思える目標15「陸の豊かさも守ろう」などへの取り組みが、結果的に国際協力に繋がることがあるのです。
     たとえば、目標1や2、15のほか、目標14「海の豊かさを守ろう」などへの取り組みとしてヴィーガンに取り組めば、それは国際協力に繋がっていくんです。現在の世界の飢餓人口はおよそ6~9億人と言われていますが、仮に、家畜のために生産されている穀物を現在の世界人口であるおよそ76億人に平等に分配したとすると、生命を維持するのに十分な量を全員が得ることが出来るのです。つまり、世界中のすべての人達が飢餓に苦しまずに生活できる量の食糧は既に生産されているということになります。
     エコバッグを持ち歩く、マイボトルを持ち歩く、動物性食品の摂取を控える、残さず食べるなど、皆さんが日頃取り組んでいる些細な行動が実は国際協力に繋がっているんです。

    SDGs、国際協力に取り組む団体
     SDGsよこはまCITYに参加して頂いている団体には国際協力に取り組む団体が沢山あります。SDGsと国際協力に取り組む団体の事例紹介として、今回は11月20日に開催された「SDGsよこはまCITY秋」の参加団体から、私が実際にイベントに参加することができた団体を2つ紹介したいと思います。
     
     アフリカ・リベリア共和国において採掘労働者への支援などを行っている、「特定非営利活動法人 ダイヤモンド・フォー・ピース」は、目標1、8、10、16への取り組みとして、手掘り採掘労働者の自立支援に向けて、バイヤーに対する価格交渉力の強化、紛争や暴力・人権侵害のない追跡可能なダイヤモンドのサプライチェーンの実現に向けた組合の組織化と能力強化を支援しています。

    写真提供:特定非営利活動法人ダイヤモンド・フォー・ピース

     また、リユース・リサイクル・チャリティショップ「WEショップ」を展開する「認定NPO法人WE21ジャパン」は、目標12への取り組みとして、チャリティショップで衣類や雑貨の地域循環を進めているほか、目標1、10、16への取り組みとしてチャリティショップの売上を使って行う、民際協力事業によって、世界30か国の人びとが、自身の課題である貧困、人権、平和の問題を地域自身で解決できる力を付けられるよう支援しています。

    写真提供:認定NPO法人WE21ジャパン

    おわりに
     今回は「SDGsに取り組むことで、国際協力の一端を担うことができる」ということを皆様にお伝えしたく、記事を書いてみました。発展途上国と呼ばれる国には貧困や飢餓に苦しむ人々が沢山います。日本を含む先進国でも相対的貧困や教育格差など問題となっていますね。この記事を読んで、皆さんが少しでも国際協力に興味を持ってくれたら嬉しいです。
     SDGsや国際協力に取り組む団体が一堂に会す「SDGsよこはまCITY」、次回は2022年2月20日開催です。皆さん是非ご参加ください!

    参考

    特定非営利活動法人ダイヤモンド・フォー・ピースHP
    https://diamondsforpeace.org/

    日本エシカルヴィーガン協会「飢餓のない世界へ」
    http://www.ethicalvegan.jp/world-hunger/

    認定NPO法人WE21ジャパンHP
    http://www.we21japan.org/

    hunger free world「世界の飢餓と私の食」
    https://www.hungerfree.net/hunger/

    unicef「世界の飢餓、新型コロナウイルスで悪化 アフリカ人口の2割以上が栄養不足」『食料と栄養に関する国連合同報告書』2021年。


    「サステナブルにファッションを楽しむ」  

                    横浜NGOネットワークインターン あんり

     こんにちは!横浜NGOネットワークインターンのあんりです。
    今回インターン企画第2弾として、「サステナブルファッション」について紹介したいと思います。

    サステナブルファッションとは
     SDGsに関連してサステナブルファッションという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。サステナブルファッションとは、「衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのこと」を言います(※1)。似ている言葉で、エシカルファッションというものがあります。これは、「環境問題のみではなく、労働問題や社会問題にも配慮したうえで素材を選び、生産から販売までをおこなっている“地球と人に優しいファション”」のことを指します。(※2)

    サステナブルファッション×SDGs
     次に「サステナブルファッションのメリット」についてSDGsの開発目標と絡めて紹介します。私が考えるサステナブルファッションが関係するSDGsの開発目標の項目は5つです。

    「1.貧困をなくそう
    12.つくる責任 つかう責任
    13.気候変動に具体的な対策を
    14.海の豊かさを守ろう
    15.陸の豊かさも守ろう」

    メリット1.「環境を守ることができる」
     皆さんは服1着作るために、環境にどのくらい負荷を与えているのか知っていますか。原材料調達から製造段階までに排出される二酸化炭素は、約25.5kg、水の消費量は約300lにもなります。これは、500mlペットボトル約255本の製造分と、浴槽約11杯分の水の量に値します。さらに服を使用した後は、回収され約66%が焼却・埋め立てされます。サステナブルファッションの、「1着を長く着る・必要な服以外は買わない」といった選択をとることでこれらの環境負荷を減らすことに繋がります。

    図1・2 環境省 サステナブルファッションより(※1) 

    メリット2.「労働問題の解決につながる」
     サステナブルファッションは、環境問題の他にも労働問題の解決に繋がります。2013年にバングラディッシュで起きた「ラナプラザ崩壊事故」を知っていますか。この事故は縫製工場がはいいた商業ビル「ラナプラザ」が崩壊し、当時そこで働いていた4000人ほどの従業員たちが生き埋めになってしまった事故です。原因としては、建設基準に満たない建物に、毎日の発電機とミシンの振動が加わったことが崩壊につながったそうです。※3
     私たちがサステナブルファッションを考え、ブランドを選択することで労働者に適正な環境で適正な賃金が配当されることにつながると思います。

    図3 「ラナプラザ崩壊事故」※4

    メリット3.「動物を守る」
     最近、サステナブルな素材としてエコレザーやエコファーが注目されています。サステナブルに注力しているブランドとして、「STELLA McCARTNEY」(ステラマッカートニー)があります。このブランドでは、キノコ由来の人口レザーを用いたバッグを発表しました。素材にも注目してファッションを楽しむことで、環境保護、動物保護に繋がります。※5

    図4 キノコ由来の人工レザーを用いたバッグ「フレイム マイロ」※5

    最後に
     サステナブルファッションのメリットとして3つ紹介しましたが、他にもメリットはあると思います。家にある服を見直す、購入時に本当に必要か考える、古着を着てみる、素材について調べてみる、リペア・リユース・リサイクルを意識するといった、小さなことからサステナブルな行動をしてみるのはいかがでしょうか。私たちが考えているよりも、ずっと簡単にサステナブルファッションを楽しむことができると思います。

    図5環境省 サステナブルファッションより ※1

    ※出典:

    1.環境省 https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/
    2.FASHIONSNAP.COM https://www.fashionsnap.com/article/2021-05-02/ethical-fashion/#%E3%82%A8%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F
    3.ELEMINIST  https://eleminist.com/article/783
    4.FASHION NAVI https://fashion-navi.info/savar-upazila/#gsc.tab=0
    5.VOGUE  https://www.vogue.co.jp/fashion/article/stella-mccartney-2022ss


    「トイレのジェンダー問題~何が違う?マークの意味~」

    横浜NGOネットワークインターン とき

    こんにちは!横浜NGOネットワーク、インターンのときです。
     今回、SDGsに関する「想いを綴る」企画を通じて私が考えてみたいと思ったのは、トイレをめぐるジェンダー問題です。近年、私たちの身の回りでもジェンダーに配慮した変化が起こっていると思います。例えば、学生服でスラックスを選択できるようになったり、飛行機のアナウンスが「Ladies and Gentlemen」から「All passengers」や「Everyone」になったりと、企業や国際機関などが掲げた大きな目標だけでなく、日常生活における実感として変化してきています。
     そんな中、男女別々のものと考えてしまいがちなトイレにおいても変化が起こっていることをご存知でしょうか?それが、「オールジェンダートイレ」です。名前の通り、誰でも使用することのできるトイレのことを指しており、セクシュアルマイノリティの方でも利用しやすい公共空間のトイレです。最近の事例だと、東京オリンピックに向けて建設された新国立競技場には、このオールジェンダートイレが採用されています。
    オールジェンダートイレのマークにも工夫があります。

     ところで、このオールジェンダートイレですが、商業施設や学校などでよく見かける「多目的トイレ」とは少し違うものだと言えそうです。多目的トイレと言えば、車いすの方や赤ちゃんを連れた方、お年寄り、障碍を持つ方が使いやすいトイレというイメージでしょうか。確かに、広い個室で誰にでも使いやすいように設計されていますが、多目的トイレは特別視されるために使用しづらいという声や、そのようなトイレが「ひとつ設置されている」のではなく自分自身が選択して利用できるべきだという声もあるようです。

     オールジェンダートイレを日本語に直すと「男女共用トイレ」になります。これだけ聞くと、コンビニのトイレや簡易的な仮設トイレのようなイメージをしてしまいがちですが、オールジェンダートイレは時代の逆行ではありません。国内外に多くの事例がありますが、利用するトイレの選択が外から見えにくい設計や、動線をスムーズにするほか、トイレに入る際の目印になるマークを工夫するなど多様な人の視点に立ってデザインされています。実際に、大学や空港に男女の区別のないトイレが設置・利用されている事例もあります。

     このような動きがある中で、マジョリティの側から見て男女の区別なくトイレを使用することに抵抗がある人もいると思います。トイレに限らず更衣室なども同様に、ジェンダーの倫理観として理解しようとしても、男女で区別しないことで覗き見や盗撮への恐怖等のストレスが生じることも防ぐ必要があります。また、コストの面を考えると、今すぐ、どこにでも設置できる訳ではない点も指摘できるでしょう。そのような点も踏まえながら、誰もが使用しやすい公共空間のデザインを様々な立場で考えてみることが重要になるのだと思っています。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

    参考文献
    ・髙橋未樹子「多様なユーザーから見たトイレ整備のあり方―ジェンダーの視点から―」『福祉のまちづくり研究』22巻、1号、2020年(https://doi.org/10.18975/jais.22.1_50
    ・TOTOのユニバーサルデザイン (https://jp.toto.com/ud/
    ・公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団バリアフリー推進部
    男女共用お手洗 All gender toilet について(http://www.ecomo.or.jp/barrierfree/pictogram/allgender_toilet/
    最終閲覧日:2021年12月13日

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