[アーカイブ2020]「SDGsと国際観光 ~交流と相互理解」/ 神奈川大学 国...

2019年12月、京都で世界観光機関の国際会議が開催され、「将来世代への投資~観光×文化×SDGs~」と題し、住民生活と観光との調和、多様な文化の継承、観光と文化の相乗効果等について熱い議論がかわされた。現在、新型コロナウィルス感染拡大により観光は多大な影響を受けているが、ポストコロナを見据えて、SDGsの目標を達成するために新しい観光の形を模索することが喫緊の課題である。観光がもたらす交流から生まれる相互理解を多文化共生社会へとつなげるためにできることを考える。

横浜YMCA

1844年にイギリス・ロンドンで誕生したYMCA。横浜YMCAは神奈川県内を拠点として、世界120の国と地域にあるネットワークを活かし、互いの存在や個性を認め合い、高め合い、善意や前向きな気持ちによってつながるネットワーク「ポジティブネット」のある豊かな社会を目指して、ウエルネス・スポーツ、語学教育、専門学校、高齢者事業、チャイルドケア、国際協力・交流事業を行っている社会教育団体です。 

NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会

2004年1月にJICA のシニア海外ボランティア経験者を中心に設立され、2005年10月にNPO法人の認証を受け、国際協力の活動、社会教育の推進を図る活動、子供の健全育成を図る活動を3本の柱に、広く一般市民を対象に、JICA海外協力隊を目指す人や帰国ボランティアへの支援、地方自治体や各種団体が行う国際協力活動での講演会や相談会、小中高校・大学などの各種教育機関での出前授業の実施、海外からの留学生、研修生、児童生徒への支援などの活動を通じて、国際協力、国際理解の増進に寄与することを目的とし、各種国際協力イベントへの参加、外国につながる子どもたちへの支援など様々な事業を展開しています。

外国人住民基本法の制定を求める神奈川キリスト者連絡会

聖書にある「寄留の谷を虐げてはならない」の言葉を基に諸活動をしています。私たちの取り組みは海外の支援ではなく、日本の外国籍住民の現状を知り、ともに手を取り合うことです。横浜には現在10万人を超える外国籍の人が住んでいます。今回の企画では、入管問題や神奈川のヘイトスピーチなどの外国駅住民の諸問題とその背景を確認し、問題の解決を訴えたいと考えます。また「子供の国」に残る戦争史跡もご紹介します。

特定非営利活動法人 光の子どもたちの会

2000年にブラジル北東部の貧しい小さな漁村に地域住民と共に作ったカノア保育園。その活動を支えるために2006年に任意団体として活動がスタートしました。保育園及び学童教室を運営管理すると同時に、教育を通じて保健医療や子育て支援など、地域に根差した活動を行っています。2006年には初めてのボランティアを現地で受け入れるなど、他団体や大学などと協力しながら、子どもが子どもらしく子ども時代を過ごすためにはというミッションを掲げ、活動を続けています。  

認定NPO法人WE21ジャパン

WE21ジャパンは世界で起きている環境破壊・貧困の解決にむけて、気づき、考え、行動していく市民をひろげたい!という神奈川県の女性たちが集まり、1998年から活動に取り組んでいます。物品寄付とボランティア参加で運営する、49店舗のリユース・リサイクル・チャリティショップ「WEショップ」を拠点にして地域の資源のリユース・リサイクルを進めながら、その売上を元にアジアを中心とした世界約30カ国の人びととの民際協力を行っています。またこれらの活動から見えてきた、環境・貧困・人権などさまざまな問題について伝え、学ぶ共育(ともいく)、解決にむけた調査や働きかけを行う政策提言を行なっています。

ノット・フォー・セール・ジャパン

「現代の奴隷制」と呼ばれる人身取引問題について講演・出張授業・イベント出展・キャンペーン・情報発信等を通じて啓発活動を行っている。また「人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)」と「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」にコアメンバーとして参加し、他のNGOと共に行政との意見交換、人権条約への提言、企業調査と情報発信、セミナー開催等を通して政府や国際機関、企業や消費者に対して働きかけを行っている。

共生のまちづくりネットワークよこはま

「わたしのおくすり手帳」のはなし多言語版おくすり手帳とは?」 概要:日本語がわからない外国人のため、十分な医療や防災についての情報を提供することを目指して多言語版おくすり手帳を作製し普及活動を進めています。多言語版おくすり手帳の内容の紹介とともに、日本人も気づかなかったおくすり手帳の必要性をいっしょに考えましょう。