特定非営利活動法人 リンクトゥミャンマー

在日ミャンマー人に対して、食糧支援を行なっている場面です。

– 団体紹介 –

理事長が2012年から個人レベルで在日ミャンマー人支援活動を継続する中で、「外国人は日本社会にとって必要な労働力になりつつあり、市民として生活している」実態と、「誰かが外国人定住支援を行わないと、日本社会で日本人と外国人の間に齟齬が生まれる可能性がある」現状に気づき、2017年にNPOとして設立しました。日本人とミャンマー人が協力して、在日外国人への定住支援を中心に、文化交流事業、国際協力事業を実施しています。


– SDGsへのコミット –

– 取り組んでいるSDGsの内容 –

相談員が在日ミャンマー人に対して定住支援をしている場面です。

当会は例えばSDGs目標8の「働きがいも経済成長も」に取り組んでいます。その中でも8-1の「それぞれの国の状況に応じて、人びとが経済的に豊かになっていけるようにする。」や、8-8の「他の国に移住して働いている人、中でも女性、仕事を続けられるか不安定な状況で働いている人を含めた、すべての人の働く権利を守って、安全に安心して仕事ができる環境を進めていく。」といった項目により貢献しています。具体的には職を失った在日外国人の就労支援や翻訳のための面接同行をしています。また、就労後の社内の人間関係の相談に乗ったり、転職活動の支援なども行なっています。こうした活動を通じて、SDGs目標8の「働きがいも経済成長も」の実現に取り組んでいます。

– SDGsについて市民へのメッセージ –

最近SDGsが話題となっており、関心を持たられている方も多いのではないでしょうか。その一方で、具体的な内容や活動が分かりにくかったり、遠くのものに感じたりされる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、SDGs目標やその達成のための活動はとても身近なものなのです。例えば当会は、在日外国人の定住支援を通じて複数のSDGs目標にコミットしています。在日ミャンマー人に対する日本語教育を受ける機会の提供や、困窮している方へ食料支援、職を失った方に就労相談などが当てはまります。当会の活動を通じてSDGs目標に関心を持ったり、自分が何ができるかを考えたりする参考になればと思います。


☆開催実績☆
◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆ SDGsよこはまCITY 秋(2021) ◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆
「ミャンマー本国や在日ミャンマー人との共生のために何ができるか」
概要:本企画は当会の事例を参考に、在日外国人との共生の仕方を考えていく企画です。具体的には、在日ミャンマー人の方がどうして来日したのか、クーデターやコロナ禍でどのような困難に直面しているのか、当会がその困難に対してどのような支援をしているかをご紹介します。本企画を通して、ミャンマーと日本がともに発展し、日本社会で在日ミャンマー人と共生するために何ができるか考え、行動するきっかけになればと考えています。※このプログラムは参加型の内容を含みます。参加の際にはできる限り画面オンでご参加をお願いいたします。               


◇◆◇ SDGsよこはまCITY 冬(2022) ◇◆◇
「外国人と共生する為に何ができるか」多文化共生ワークショップ」
概要:この企画は、外国人と共生するために必要なことを参加者同士で議論するワークショップです。その際には、在日外国人支援や多文化共生の現場で当会が出会った事例をもとに考えていきます。多文化共生や外国人支援の現状に対する理解を深め、自分たちができることを実施するきっかけになればと考えています。続編として、在日ミャンマー人宅を訪れ、あらゆる質問にお答えするスタディツアーを3月に実施します。ぜひご参加ください!    

– 団体情報 –
特定非営利活動法人 リンクトゥミャンマー
URL https://www.npoltm.org

 

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