特定非営利活動法人 地球の木

地球の木は社会的に困難な境遇にある人々の自立を支援しています。
(写真はネパール支援地のマンガルタール村で、スタディツアーメンバーと「村のいいとこ探し」をしている村人たち。笑顔が拡がった瞬間です)

– 団体紹介 –

1991 年から神奈川県において国際協力をテーマに活動する認定 NPO 法人です。
現在の支援地はネパール、ラオスの 2 か国。ネパールでは「教育の質を高めるための支援」、ラオス
では、「土地、森林、川などの共有資源を住民主体で管理、利用するための支援」と、「ラオスのこど
もたちの図書を通じた教育環境改善のための支援」を行っています。国内においては、社会的課題に
ついて知ってもらうための講座開催等を行っています。
※ビデオの「地球の木の活動紹介」にあるカンボジアプログラム「家庭内暴力の被害を受けた女性の
自立をサポートする」は 2022 年度で終了しました。


– SDGsへのコミット –

– 取り組んでいるSDGsの内容 –

ネパールプログラムでは、少数民族が多く住む村で教育の質を高めることを目的としています。
【目標1.4.5】 ラオスプログラムでは、村人主体で持続的な共有資源の管理や利用を進めて
います。【目標12.15】 ラオス図書プログラムでは、ラオスのこどもたちの図書環境改善を
通して自分の世界を広げ、自らの力で人生を選択できるようになることを目指しています。【目標
4.5】
国内活動では、出前講座「マジカルバナナ」などで、私たちの消費行動やフードマイレージにつ
いて考えるワークショップを行っています【目標12】 同じく国内活動で、多文化共生の地域づ
くりを行っています【目標10】 以上のような活動を通じて、【目標16.17】をめざしていま
す。

– SDGsについて市民へのメッセージ –

地球の木は「地球上すべての人々が、自然と共存し、一人ひとりの人格や固有の文化を尊重し、人が人らしくあたりまえに生きていくために、互いに助け合う社会」をビジョンとしています。SDGsの目標達成にむけて、「アジアの人々の自立支援活動」と、「すべての人が生きやすい社会をつくるために、問題意識を共有し、私たち自身の生活の仕方や行動を変えていく社会教育活動」を行っています。 関心を持ち、知り、考える、そして行動に繋げていきましょう。「環境に配慮し、搾取なく生産された製品を購入する」「物やエネルギーを無駄にしない」など。1人、1人が変わることで社会はきっと動きます。


☆開催実績☆
★SDGs多文化CITYフォーラム プログラム紹介★
共に考えたい!ネパールの対話型教育、ラオスの住民主体の森林保全、日本の多文化共生
サマリー:
第1部:地球の木の活動地に関する多文化クイズ(ネパール、ラオス、コリアについて、ちょっとびっくりするかもしれないクイズ)
第2部:SDGsの各ゴールに沿った地球の木の活動紹介:
① 「SDG4:質の高い教育をみんなに」に関連して、ネパールで行っている「対話型教育」や「批判的教育」、ラオスで行っている環境教育やことばをテーマにした絵本の出版
② 「SDG15:陸の豊かさを守ろう」に関連して、ラオスで行っている「住民主体の森林保全」
③「SDG16:平和と公正をすべての人に」に関連して、川崎で行ってきた多文化共生をめざす「対話カフェ」やフィールドワーク
第3部:みんなでトーク!国際協力NGOが国内で多文化共生に取り組むのはなぜでしょうか、なにができるのでしょうか。地球の木が国内外の活動で大切にしている「対話」「共生」「住民主体」「気づき」などをキーワードに、「国際協力と多文化共生」について共に考えてみませんか?

★SDGsよこはまCITY秋(2022) プログラム紹介★
「住民主体の開発って何?~ネパールの事例から~」
概要:一ヵ月ワンコイン(500円)の国際協力を掲げて30年。ネパール山間部の村で実施した、村人たちの文化・主体性を尊重したプログラム「幸せ分かち合いムーブメント」は、未来を諦めていた少女たち、貧困から抜け出す術を知らなかった女性たちに笑顔と希望をもたらしました。村人主体の生活向上とは…。ご一緒に考えて見ませんか?

◇◆◇

「ラオス・成長する図書館とは?~地域ぐるみで図書館を学びの場に~」
概要:ラオスには書店や図書館が身近にありません。 NPO法人「ラオスのこども」は、ラオスの子どもたちの未来を広げるため、ラオス国内に300を超える図書館を作り、図書館運営の基礎研修を行ってきました。 この講演では、図書館が更なる学びの拠点となるよう、2019年から3年間にわたり行った応用研修と地域ぐるみで取り組んだ図書館づくり、今年10~11月に新しい学校で実施したばかりの応用研修の速報をラオスから生配信でお伝えします。

◇◆◇ SDGsよこはまCITY 冬(2022) ◇◆◇
ラオス発!持続可能な奪わない/奪われない暮らし
概要:自然の恵みを使い、守りながら生きるラオスの村人たちの豊かな暮らし。しかし近年の開発により、村人の暮らしや村の自然資源が奪われつつあります。
更に世界中で見られる自然破壊は、私たちの暮らしへの共通の脅威でもあります。
地球の木が支援しているJVCラオスプロジェクトの現地駐在員山室さんから、ラオスの今、そして「奪わない/奪われない」暮らしについてお聞きし、奪いつくさない持続可能な暮らしを考えていきます。           

◇◆◇◆◇◆SDGsよこはまCITY 2020 ◇◆◇◆◇◆
オンラインセミナー:
「理事長挨拶」「海外支援や国内の活動の紹介」
概要:理事長挨拶の後、地球の木の活動概要をムービーで紹介します。
「カンボジアのクラフト生産者たちの紹介と販売」
概要:手のぬくもりが伝わるクラフト品と、生産者(シングルマザーや地雷の被害者たち)を紹介します。クラフト品の販売も行います。

「トークイベント:「多文化共生の地域づくり」 ~聖瞾(せいしょう)さんに聞いてみよう!外国につながる子どもたちの教育と進路~ 」
概要:「自分の意志でなく、親の都合で来日した子どもたちのことを知ってほしい!」 15歳で来日した白聖瞾さんの強い思いです。全国の日本語指導が必要な小・中学生は約36,500人(2018年)。ご自身の体験とボランティア活動を通して知った現状、そして私たちにできることについて話していただきます。

「海外支援や国内の活動の紹介」
概要:13:00から紹介する活動概要ムービーを再度配信します。

– 団体情報 –
特定非営利活動法人 地球の木 HP
URL http://e-tree.jp/

 

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