NPO法人 JECK 国際協力専門家コンサルティング


★SDGs多文化CITYフォーラム プログラム紹介★
南極観測 「昭和基地の今と観測の最前線」

雪解けで地肌が見える夏の昭和基地主要部

時間:10:00-10:50
場所:会議室3

サマリー:1957年に昭和基地が開設されてから今年で67年になります。昨年11月には第65次南極観測隊が出発し、今頃は太陽が沈まない南極で観測や引継ぎ作業に大忙しの時期です。白い大陸と称される南極でも地域や季節によってその様相が大きく変わります。特に夏の昭和基地はトラックが土埃を上げて走り回り、初めて南極に来た隊員は驚かされます。
一方、内陸の観測現場は360度見渡す限り大雪原で生物の存在は感じられません。また大陸沿岸では太古のままの地球の姿が見られます。人の手が加わっていない自然は地球の歴史や未来を知るための貴重な資料です。
厳しい環境の中、限られたリソースで、それぞれの専門性と個性を尊重しながらの共同生活はSDGsの実践の場とも言えます。
今、南極内陸部(昭和基地から南に約1000km)で、氷期・間氷期の間隔が大きく変わった100万年より古い年代の古環境を復元するために深層掘削によるアイスコア取得プロジェクトが始まっていて、その成果が期待されています。

新しく作られた内陸の深層掘削拠点

SDGsの取り組み:昭和基地は南極でもアクセスの難しい位置にあり、現在でも人員の交代及び物資の輸送は年に1度だけしかなく、1年間は時給自足はもとより水・電気・通信等の生活インフラも30名程度の越冬隊員だけで維持しなければなりません。昭和基地は独立したひとつの街であり、越冬隊員はそこの住人と言えます。住民同士が常に協力し、生活を維持しながら厳しい自然環境の中で、計画したオペレーションを無事に達成するSGDsの実践の場とも言えます。 

メッセージ:第65次南極観測隊は昨年11月に日本を出発し、今頃は内陸や沿岸地域での観測や引継ぎ作業の真っ最中です。本日はSDGsの実践の場とも言える昭和基地の最近の様子と地球科学研究の最前線について紹介させていただきます。



– 団体紹介 –

JICA(独立行政法人 国際協力機構)のご技術協力の担い手として、開発途上国の最前線で長年にわたり協力してきた専門家が、平成15年に神奈川県におけるネットワークを結成し、17年余り経過した令和元年10月にNPO法人 JECKに生まれ変わりました。 JICA専門家OBと現役専門家に加え、国際協力事業に興味を持つ会員約40名が活躍し、世界の人々の平和で豊かで持続可能生活の実現を目指して、国際協力・交流活動を進め、国内外の人材育成に貢献しています。


– SDGsへのコミット –

– 取り組んでいるSDGsの内容 –

関東学院大学における「国際協力の現場」講義風景

「No4 質の高い教育を皆に」の一環として、JECK会員は、海外の大学教育・研究支援をしてきた。(ヨルダン大学、マレーシア日本国際工科院等)
一方国内では、横浜国立大学、関東学院大学、明治学院大学、立命館大学等に、「国際協力の現場」のタイトルで講座を受託し現在もJECK会員が講義している。 講義内容は、養殖(目標1.貧困をなくそう 目標2.(飢餓をゼロに 13.海の豊かさを守ろう)、貧困と地方開発(目標1.貧困をなくそう)、上下水道(目標6.安全な水とトイレを)、農業指導(目標15.陸の豊かさも守ろう)、医療支援(目標3.すべての人に健康と福祉を)、品質管理(目標9.産業と技術革新の基盤を作ろう)、再生可能エネルギー普及(目法7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに)、リユース、リサイクル技術(目標12.作る責任、つかう責任)等多岐にわたっている。  目標4に関連した、神奈川県招聘海外技術委研修員の推薦、英会話教室の主催等の事業は、コロナ禍のため今年度は中断している。

– SDGsについて市民へのメッセージ –

海外への渡航機会が増え、日本国内にも外国人が増えて、外国人を理解していると思いがちですが、相手の国の、歴史、文化価値観等を理解していますか? 一方で、日本の文化、価値観を相手に理解させているでしょうか?茶の湯、生け花を英語で説明できますか?お互いに文化、価値観をよく理解しないと無意識に差別が起きる可能性があります。 こう考えるとSDG’s目標10「人や国の不平等をなくそう」も身近で難しいテーマです。


☆開催実績☆
★SDGsよこはまCITY冬 プログラム紹介★
「JECKの歩みと未来展開」 JECK理事長 若林 敏雄
概要:JECKは創立20周年を迎えた。まず、2003年に創立された旧JECKの貴重な知財や活動の一端を紹介する。次に、新制JECKはそれらを如何に活用し、どんな展開を図っていくのかを考える。

◇◆◆
「二つのコミュニティ主導型養魚プロジェクトを終えて」JECK・田中 秀幸 
概要:講演者はSDGs17目標のうち特に1、2、3及び5を重点目標として、フィジーとエチオピアにおいて生計向上と栄養改善を目的にJICA草の根資金を活用して住民主導型養魚プロジェクトを提案・実施した。草の根プロジェクトは実施までに長い事前調査が必要であり、また実施に際しては住民との徹底した意思疎通が不可欠である。二つのプロジェクトを通して得られた課題・教訓について説明する。

◇◆◆
「日亜ビジネス起業最前線」JECK理事・アジアサイエンスカフェ会長 小林 一
概要:羽田空港の多摩川対岸、川崎市殿町地区に立地するアジアサイエンスカフェの入居企業の活動を中心に、アジア各国(ベトナム、中国、韓国、ウイグル〜トルコ、ネパール、バングラデシュ等)とのビジネス展開を紹介し、今後の日亜ベンチャービジネスの方向を展望する。 *コプロナ社 日越ビジネス起業の架け橋 *天成社 中国 紹興市での有機農業から本物紹興酒づくりへ *環境経営ホールディングス 中国 紹興市での有機農業から本物紹興酒づくりへ

◇◆◆
ヒメナ・シスネロス著「エクアドルの食卓」紹介 JECK理事・小泉由紀子
概要:本書は、日本初のエクアドル料理本で、著者のエクアドルの文化への愛情が垣間見られる。料理の写真も芸術的で見るだけでも幸せな気分になる内容である。築地市場のスタジオで開かれた料理教室でのメニューの鶏肉の煮込みとセビーチェなども彩り良く、赤道直下の暑さをも味わえる。発行人は在日本エクアドル協会「赤道」。フレディ・アルミホス(JECK理事)及びNPO法人JECKが特別協力者に名を連ねている。

☆開催実績☆
★SDGsよこはまCITY秋(2022) プログラム紹介★

「JECK国際理解セミナー エクアドル国共和国について学ぼう」
概要:エクアドル共和国は南米大陸の北西部赤道直下に位置する国です。エクアドルはスペイン語で赤道の意味です。小さな国ですが四つの地域を持ち、ガラパゴス諸島は、日本でも有名です。今回のゼミナーでは、前半にエクアドルの歴史、文化、産業を紹介します。後半は、10月1日に築地市場で行うエクアドル料理の紹介を動画でお見せする予定です。在日エクアドル人協会「SEKIDO」のフレディ会長と一緒にエクアドルについて学ぼう。
◇◆◇ ◆◇
「JECK国際理解セミナー タイ国における立命館大フィールド調査」
概要:立命館大学は、タイ国コンケーンで定点フィールド調査を行っている。同大学大学院生の高木冬太は、今年この調査に参加した。タイで生食されている淡水魚を中間宿主として、人間に寄生する寄生虫が胆管ガンの原因となっていることに注目して調査した。行政機関、研究者、ボランティアと面談調査して、根本的な対策は教育であるとの結論を得た。
◇◆◇ ◆◇
「JECK国際理解セミナー 「南極観測から見えること」」
概要:講演者の小林正幸は、第25次・46次南極地域観測隊(越冬隊員)の参加経験を講演する。①夏の昭和基地は昭和基地の維持管理に欠かせない土木建築現場である。②水、電気の供給、廃棄物処理、健康管理等すべてを隊員が処理する越冬隊は社会インフラの縮図である。③南極大陸の氷を調査することにより過去に地球上で起こった噴火による火山灰、核実験の痕跡としての放射性物質の存在を確認できる。

◇◆◇ SDGsよこはまCITY 夏(2022) ◇◆◇
「JECK国際理解講座(今回はミャンマーとウガンダの2国です)」
概要:JECK国際理解セミナーは、ヨルダンからスタートし、ラオス、カンボジアと続きましたが、今回は、ミャンマーとウガンダです。①2011年民政化後のミャンマーの繁栄、これを援助した日本政府の円借款事業、2021年の国軍のクーデターまで、ミヤンマーへの思いを語ります。 ②JICA海外協力隊員として、ウガンダでのコメ作りを指導した会員は、現地で播種機、除草機を鍛冶屋で作らせ、普及網を構築し、現地に米作を普及させた苦心を熱く語ります。           

◇◆◇ SDGsよこはまCITY 冬(2022) ◇◆◇
リレーセミナー: 「カンボジアの復興とみなとづくり 久米秀俊」
概要:カンボジア国は、クメール王朝を受け継ぐ王国です。JICA専門家(運輸政策アドバイザー)として派遣された発表者が、現地で活動し体験したことを「カンボジアの復興とみなとづくり」と題して紹介します。 カンボジアの内戦後の復興にもっとも貢献してきたのは日本です。現地の人たちと同国の高度経済成長を支えるみなとづくりに取り組む中で感じた同国の「元気」をお伝えします。

◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆ SDGsよこはまCITY 秋(2021) ◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆
リレーセミナー①: 「JECK国際理解セミナー ラオスの暮しと学び ―ラオス国大プロジェクトー
概要:JECK国際理解セミナー
ラオスの暮らしと学び ―大学へのプロジェクトを通してー  若林敏雄(JECK)
20数年前のラオス国立大学(NUOL)訪問を切っ掛けに交流を続けています。今回のウエビナーでは、ラオスについて以下の通り紐解きます。以後、JECKのセミナーとしてカンボジアやヨルダン等の国々を取り上げる予定です。
・ ラオスとはどんな国 ・ 暮らしと経済  (ラオスの人は何故タイ語を話すか?)
・ 大学のあらましとプロジェクト ・ 終わりに

◇◆◇◆◇◆ SDGsよこはまCITY 2020◇◆◇◆◇◆ 
ブース中継、
ミニセミナー:「国外・国内の大学を対象としたJECKの国際理解教育の事例」
概要:JECK会員は、海外数十か国にて、各種の業務支援を実施してきたが、今回はその一部である職業訓練(エジプト)、大学教育支援(ヨルダン大学、マレーシア日本国際工学院等)を紹介する、
国内では大学(横浜国立大学、関東学院大学、明治学院大学、立命館大学等)から「国際協力の現場」講座を受託し会員が講義している。この経験・実績を、SDG’s第4目標「質の高い教育をみんなに」の切り口から、ZOOMミニセミナーでプレゼンテーションする。上記のほかJECKは、神奈川県招聘海外技術研修員の推薦及び研修援助、英会話教室開催等の教育関連事業を運営している。オンラインブースでは、JECK全般のアクィテビティ及びミニセミナーの関連資料を、パネル、動画等で展示する。

– 団体情報 –
NPO法人 JECK 国際経協力専門家コンサルティング HP
URL http://www.jeck.jp

 

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